∑考=人

そして今日も考える。

仕事・働き方

バタフライエフェクト

たぶん今が人生の1つのターニングポイントやな。 なんとなく、そんな確信はあった。1つはこのまま出世を目指していく道。もう1つは遠回りでも自分の欲求に従う道。その分かれ道がくっきりと見えた気がした。 私のこれまでの選択というと、シンプルに組織…

ディスカッションバカになってはいけない

会社の中に一人や二人はいるのではないだろうか。ディスカッションになると饒舌に話をし、自分の意見をいけしゃあしゃあと発言する人。「議論で発言しないやつに価値がない」という意識が根付いた人間が陥りがちなパターンだ。 無論、会議の場で何も発言をし…

自分への憤りを抱きやすい社会になったのかもしれない

働き方改革推進のきっかけとなったのは、私の記憶する限り、電通社員の自殺だ。東大卒の女性だったということ、大企業だったということ、それらの要素がより今の時代の働き方がこれで良いのか?という問いかけを社会に対して与えることになったのだろう。 な…

組織に必要なのは「タバコミュニケーション」の関係

「髪切った?」 この一言を言えるか言えないか、言われるか言われないか。この差に人間関係のありようは露呈される。学生の頃であれば、嫌というほどこんなやり取りをしたはずだが、社会人になってから耳にすることもほとんどなくなった。これが友人か否かを…

SIerは残業を減らせるのか

SIerの平均残業時間は月50時間ぐらいだと言われています。これはあくまでも平均の数値であって、会社の規模とか、プロジェクトの工程や状況、開発か維持かといった役割などにかなり左右されるのも事実です。まぁ、私個人としては数年の平均残業時間もだいた…

何もしないからクリエイティブになれる

私は今業務チームのメンバとして設計をしている。今の主な業務は顧客調整とそれに向けた資料作り、そして設計書の執筆である。と言っても、チームは3名(課長クラスの人、2年目の先輩、私)であり、ただのメンバなので特に私が自分の考えを述べたりする場面…

対外調整という名のカオス

最近、今の開発に加えて追加案件が入って、体制が大幅見直しになった。私は方式系チームのリーダーになる予定だったのだが、最終的に人が足りなさすぎて業務チームに残留することになった。結局今までとやることも役割もそんなに変わらないと思う。 ただ一点…

プロジェクトマネジメントという仕事

こんなことは正直この会社に入る前からわかりきっていたのだけれど、私たちの会社は「システム開発をする会社」というよりも、「プロジェクトマネジメントをする会社」という色が強い。もちろん、やっていることとしてはシステム開発プロジェクトなわけだが…

生まれてくる子供に意志はないのだから出産も代理出産も大差ないのでは

今読んでいる本の中で代理出産の是非についての討論が出てきたので、私もちょっと考えたいと思います。 代理出産とは言葉の通り、本当の母親とは別の人が代理で赤ちゃんを産むことです。なぜこのようなことをする必要があるのかというと、女性ならば皆が赤ち…

市場価値の高い人間を目指す理由は何ですか

今日、私と同じチームの先輩、私の教育担当者に発令が下った。一つ上のポストに昇格したのだ。といっても、そのポストに就くに値する人材になったから昇格した、というわけではなく、まぁ言ってみれば会社の「決まり」みたいなもんである。私も2年後の今頃…

緊迫感がないと仕事は無機質になる

SIerはITゼネコンなどと言われるように、その労働形態が階層構造になっている。一般的に、プライムコントラクターと呼ばれるゼネコンのトップに位置する会社が直接顧客調整や上流工程を担い、実質的な開発作業のほとんどは下請けに任せるという仕組みだ。 そ…

鉄筋コンクリートの橋を叩きながら渡らないために

責任の所在を明らかに。私の課長の言葉である。会社に入ると、ありとあらゆる業務に責任という二文字が付きまとう。今の私にとってみれば、責任など大したことがない、というか責任の代わりに犠牲にするものがほとんど何もないので、ほとんど気にしていない…

変えるか変えないか

人間って変わるのが嫌いですよね。変えるのなんてもっと嫌い。それはなぜかって?面倒だからです。まぁ本能といってしまえばそれまでですけど。 うちの会社も変わるのが嫌いな人が多いです。そもそも何かを変えるという発想がない。もちろん、マイナーチェン…

効率化を考える前に楽しみ方を考えよう

この世で最もつまらない仕事は、「穴を掘ってそして自分で掘った穴を埋める」という作業らしい。これを何セットも繰り返すと、著しくモチベーションが低下してしまうようだ。 何かの本で読んだが、レゴを使って同じような研究がされていた。一つのチームには…

チームで仕事をするということ

就職活動時の面接では必ずと言っていいほど、チームでの活動経験が問われる。組織で働くとはチームで働くということであり、そのためには自分一人ではなく、チームとして何かを成し遂げることができるという確証らしきものが必要だからだ。 とは言え、基本的…