∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

例外を探そう

私は遊園地が好きです。基本的に飽き性ですが、少なくとも丸一日中ジェットコースターに乗り続けることはできる自信があります。

 

でも、問題があります。遊園地は、一人で行くのは当然として、男同士で行くのも、イタい奴として見られます。最近ついに一人でファミレスに行けるようになった私でもさすがに遊園地に一人で行くのは気が引けます、というか無理です。男同士で行ったことも今のところはありません。友人たちも男だけで行くことにかなりの抵抗があるようです。寂しい奴だと思われますからね。

 

じゃあ女性を誘えばいいではないか、となります。ただ私にとって女性を遊園地に誘うのは、割と難関です。基本的に自分から複数の人を誘い集めるタイプでもないし、女性を誘うなんての余計に勇気がいります。誘われたとしても、4~6人ぐらいだとダブルデート感、トリプルデート感が出るため変な気を遣ってしまって疲れたりします。

 

結局それ以上の人数で行くことが多いですが、その場合、ちょっとした大集団になってしまいます。女の子が疲れたと言えば休まないといけないし、絶叫系を嫌がる人が多いとなんか遠慮してしまったりと、協調性抜群の私は、結局自分が乗りたいアトラクションに乗れなくなってしまうのです。

 

だから、せめて男だけで気楽に行ければいいな、と思う時があります。私の経験的に、男性は、絶叫系が苦手か絶叫系大好きに分かれます。昔バイトの友達と行ったときに、疲れた女性陣を放置して(笑)、野郎どもだけでひたすらジェットコースターに乗りまくった記憶がありますが、その時、男の中にも遊園地好きな人はいるんだなと実感しました。

 

こういったニーズがあるにも関わらず、「遊園地に男だけで行く」ことは社会的に許されていません(法的に、という意味ではありませんが)。だから私は男限定の遊園地ができればいいなと、半ば本気で思っています。コンセプトをしっかり構築できれば、遊園地業界にイノベーションを起こせるかもしれません。

 

しかし、それは他力本願な考え方。主体的にこの問題を解決するべく、まず、「男同士だけで遊園地に行くこと」を目標に設定します。もちろん、人の目を気にしなければ現実には可能ですが、人の目を気にしないためには鋼鉄の心臓が必要であり、私はそれを持ち合わせていません。よって、目標までに立ちはだかる障害は「周囲の目」となります。

 

「周囲の目」とは、イタい奴だと思われる、冷めた目線を送られるなど、要するに社会的にバッシングを受けるということです。ちなみに、「男同士だけで」という制約条件がなければ、女性を連れて行くことで、「周囲の目」という障害は取り除かれます。

 

ここまでの話から、「男同士で遊園地に行く」と「社会的にバッシングを受ける」という因果関係が読み取れると思います。しかし、どんなことにも例外はあります。というわけで、「男同士で遊園地に行って」も「社会的にバッシングを受けない」方法があるとしたら何だろうか?と考えてみるのです。

 

こうして、私が思いついた一つの方法は「子供を連れて行く」です。男の子供なら男同士という制約条件はクリアしています。子供というのは社会的にはどうも性別を超越した存在として扱われます。男の子供が遊園地に行ったところで、周囲の人々は可愛いなーと思うぐらいで、ドン引きされることはないでしょう。その上、子供を連れていれば、男性だけで遊園地に行ったとしても、「あの人は家族サービスをする良いお父さんだな」という印象を与えるのではないでしょうか。

 

しかし、子供を連れて行くというのはあまり実用的な方法とは言えません。そもそも子供を連れていくのは女性を連れて行くのと同じようなものであり、子供の要望に振り回される可能性があり、本来の目的に反しています。

 

よって、最終的に私が出した結論は、「アトラクションから知らない女性に全力で手を振る」です。きっと周囲の人達は、「あーあの人たちは連れを下で待たせてるんだなー」と思います。女性と一緒に来ているんだけど、たまたま今は一緒にいないだけ、という印象を与えれることができれば、社会的にもOKになるのです。

 

並んでる間にバレるやないか、というツッコミもあるかとは思いますが、一つの例として示しただけなので、完成度についてはご容赦ください。しかしながら、こんな風に例外を考えると発想力のトレーニングにもなって面白いですよ。「水平思考」というフレームワークだった気がします。問題を考える上で、あらゆる論理にも例外は必ずある、というスタンスをとっていれば発想は広がるし、問題解決にも役立つのではないでしょうか。