∑考=人

そして今日も考える。

強要には強かであれ

社会人初の週末の休みを迎えました。いわゆる人生初の「花金」です。当然のことながら、またもや同期と飲みに行くことになりました。女性の参加率が多かったこと、純粋に酒が飲みたかったこともあって、参加することにしました。「こいつらどんだけ親睦深めたいねん」って感じでしたが。

 

女性がたくさん(といっても少数)いることもあって、まぁそれなりに頑張っちゃうわけですよ。ボケなくてもいいところでいちいちボケてみたり、ボケていない人のコメントに突っ込んでみたり。でまぁそんな甲斐あって、なんか面白いキャラにされてしまいました。私のクラスには関西出身が一人もいなかったからです。

 

「されてしまいました」という表現を使ったのはデメリットがたくさんあるからですね。まず、常に笑いを強要されること。私みたいに笑いの才能がない人間は、何も考えずに面白いことが空気のように出てくるわけではないのです。

 

そして、強要されるのは笑いだけではありません。日本酒を5回連続で一気とかさせられました。とりあえず、持ち場を離れて対処しました。関西人=ノリが良い、何でもやってくれる、とでも思っているんでしょうね。

 

最も困ったのが、1次会で帰らせてくれない、ということ。これも関西人はノリが良いヤツであらねばならない、そういった暗黙の強要です。まぁ最初だけの出血大サービスのつもりで2次会にも参加しました。

 

このまま行くと、3次会も付き合わされるな、と思った私は、幹事にこっそりお金だけ渡して黙って帰りました。これ、使えますよ。

 

飲み会の途中で参加している全員を相手に「帰ります」なんて言ってしまうと、99%ぐらいの可能性で引き止められます。(引き止められないのはそれはそれで悲しいけど。)しかし、個人に言って強引に引き止められることはありません。特に、冷静な人間、集団の中でそれほど目立っていない人間を選べば、うまくことが運ぶでしょう。

 

全員に何も言わずに帰るのは失礼なのかもしれません。しかし、そもそも帰りたかった私を2次会に無理やり連れて行った彼らも私に対して十分に失礼な行いをしています。なので、お互い様、というわけで全く気にする必要はありません。

 

昨日だけでも色んな同調圧力を体感しました。強要に対して、時には逃げる、時には歯向かうなど、強かさをもって対処していく姿勢が必要です。そして、余裕があれば強要を期待と捉えて応えてあげればいいんじゃないか、そんな風に思った次第です。