∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

自炊再開

最近、また自炊を始めた。残業して、スーパーが閉まっている時は仕方がないとして、それ以外の時はできるだけ自炊をしようかと思っている。

 

少し前まで、一人でする食事の時間など無駄だと思っていた。私は基本的にグルメではない。好き嫌いはあるし、まずい食べ物を食べるのは嫌だが、別にまずくなければいい。そのくらいに考えていた。

 

こういう私に対して、本当においしいものを食べたことがないからではないかと思う人もいるだろうが、どちらかというと逆だ。幼少期には家族でそこそこ高級なフレンチを良く食べに行っていた。それは子供の頃の私にとっては格別だった。

 

でも、そんな中で学んだことがある。費用対効果の低さだ。私の舌は全くもって肥えてはいないが、本当に自分がおいしいと思うものを食べたときの感動は覚えているつもりだ。しかし、おいしいものを食べた時の感動は一瞬で過ぎ去ってしまう。セックスと同じだ。一瞬の喜びのために金や時間をかけるのは割に合わないと感じるのだ。私にとって高い料理を食べるのと風俗に行くことはほとんど同じである。

 

たまに同期と遊ぶときに、女の子が料理を作ってくれたりすることがあるが、なぜ彼女たちはあれほどの時間をかけるのだろうか。確かに出来上がったものは美味しいことが多いが、個人的にはクオリティをあと30%下げていいから、完成時間を半分にしてくれよと思う。そんなことは到底言えないが。

 

さて、そんな食にほとんどこだわりを持たない私でも、最近になって少し異変を感じるようになった。外食やコンビニの弁当が常態化し過ぎて、食事そのものが苦痛になってきたのだ。おそらく体にも良くないだろうし、何より飽きたせいかまずいと感じるようになってきたのだ。それでいて食費もバカにならない。私のエンゲル係数は33%ぐらいある。

 

いくら時間が惜しいといっても、最低限の質は確保しなければならない。そう考えて料理をすると、不思議とあまり面倒に感じなくなった。料理をする選択が合理的な判断に基づくからだ。とは言え、調理時間は15分が限度だ。

 

なるべく早く簡単に作れて、しかもそこそこ旨い料理のレパートリーを増やしたいな。