∑考=人

そして今日も考える。

内定式から1年

久しぶりに書く。ただの日記。

 

最近の私はというと、まぁ平日は仕事尽くしだ。先輩たちの業務量が半端ないせいで、事務処理的な仕事から設計関係の小さなタスクをさんざん割り当てられている。とりあえず今のところ私は優秀、みたいな噂にはなっているらしい。仕事をくれる先輩には、6年に1人の逸材なんてからかわれている。悪い気分はしないが。

 

とは言え、今の私にできることと言えば、私の部署にいる人なら誰でも出来るであろう仕事、かつ誰かがやらなくてはならないような面倒くさい仕事、そんな程度だ。その業務の飲み込みが、部署内に限り、かつ例年に比べて少し優れているぐらいに過ぎない。しかも、実際のところどう評価されているのかもわかったものではない。

 

友人のツイッターを見て初めて気づいたんだけど、もう内定式から1年経っているらしい。ほほう。正直なところ1年前と比べて成長した事といえば、エクセルの使い方を覚えたことぐらいじゃないかと思う。SEとしてもビジネスマンとしてもとりわけ何のスキルがついた実感もない。

 

社内でしか通用しないルールを覚えて、社内でしか使えないシステムを使って業務を行う。初めのうちは、それでも出来ないことが出来るようになるという意味で、それなりに面白さはあったのだが、もうできるようになってしまったことに関してはただの雑用でしか無く、味気ない。

 

と言っても、業務というものは学問とは違い体系化されていないため(少なくとも私の部署については)、段階的なレベルアップが難しいのだ。本当に、ただ業務が降ってくるのを待っているだけでは大した経験も積めないし、大したものを得ることはできないのだろう。最近はそういう現実をひしひしと感じている。

 

かっこいい言葉を使うのであれば、やはり今こそ挑戦が必要なのだろう。本物の挑戦とは自分がリスクを追うことであり、リスクを追うとは自分以外に迷惑をかけてしまう可能性を許容することと言っても過言ではない。自分なんかがそんなことをしたら誰かに迷惑がかかってしまう。そんなことを担当するのが挑戦なのだろう。

 

果たして今の私にできるだろうか。といってもやらない限り全ての流れが止まっちゃうんだろうね。