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∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

友達は仕事に似ている

友達、恋人、家族。これらはお金では手に入らない価値あるものの代名詞です。恋人、家族は意見が分かれるにせよ、友達に関してはいないよりはいた方がいい。

 

友達のように、当たり前に大切なものという前提となってしまっているものについては、そのメリットを具体的に考える機会は少ないものです。そもそも損得勘定で考えてはいけないものという文化が根強いですし、たとえ考えたとしても、友達や恋人、家族がいることのメリットは「幸せ」ぐらいの粒度で思考停止してしまいます。

 

以下は一般的回答と思われるリスト。

・困った時助けてくれる

・辛いときに励ましてくれる

・一緒に笑い合うことで楽しさが膨らむ

 

以下はネットからピックアップしたものです。ソースは2ちゃん。かなり実利的。でも納得します。

・過去問が手に入る

コミュ力がつく

・一緒にゲームすると楽しい

 

これらを抽象化して、幸せ以外の一言で言うとしたらどうなるでしょう。私が真っ先に思いついたのは、「役に立つ」からです。「困った時助けてくれる」や「辛い時に励ましてくれる」というのも、本質的にはやはり損得勘定によるものでしょう。

 

念のため、損得勘定じゃない、という人の代弁をするならば「貢献欲が満たされること」です。友達が喜んでくれると嬉しいじゃないですか。というよりも、人間には、誰かが幸せになると嬉しいという本能が備わっていて、それが最も増幅される関係を友達と呼ぶのだと思います。恋人や家族もまた然りでしょう。まぁなんか綺麗過ぎてつまんないですけど。

 

ということで、もう少し非人道的な回答を見出しました。友達のいることの最大のメリット。それは費用対効果が高いことです。

 

友達がいると幸せ、楽しい、人生が豊かになるなど様々言われます。しかし、思考を逆転させてみると、友達を作る以外にも幸せになれることや、楽しくなること、人生を豊かにするものは他にもあります。本や旅行、趣味など。なんとも悲しい発言ですが。

 

では、友達とその他の価値あるものを比較した時に、友達がどんな点において優っているのかを考えると、一番お金がかからないのです。

 

例えば、小学校の時に仲良く鳴った友達と使った総額を考えてみて下さい。どんなに多くても数万円以下でしょう。わずか数万円の金額で、6年間の楽しい時間が保証されるのは圧倒的なコスパです。恋人や家族も同じような側面を持っています。

 

一方で、時間帯効果については不明です。少なくとも、長い時間を要することは確定しています。お金は必要ないけれど、圧倒的な時間を必要とするという意味では、友達は仕事に似ています。友情を築くためには友人を知る必要があるし、仕事を極めるためには仕事を知る必要がある。そして、相性がある。

 

こう考えてみると、「最初の仕事はくじ引きだ」というドラッガーの言葉も現実味を増します。今の自分の親友が最初に出会った友人だという人はいるでしょうか。だとしたら間違いなく激レアケースです。同様に、新人のうちからこれだと思える仕事に巡り会えるはずもないのです。