読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

シナジーなのかトレードオフなのか

やりたいことが2つある場合、人は迷う。だから、どれが本当にやりたいことなのか、何を大切にしたいのか、そんな優先順位付けを行い、日々自分の行動を選択するのである。

 

ただ人生の根幹に関わるような選択の場合は、そう易々とできるものではない。しかし、そこで決断出来ないばかりに、結局どちらも上手くやろうとして立ち往生してしまっている人も多いように思う。

 

例えば、大阪に住みたいし、東京にも住みたいという人がどちらもやろうとするのは得策ではない。そこには物理的な問題が発生するからである。人間の体は一つしかないし、東京と大阪は物理的に離れている。物理的な制約がある場合、2つの要望はトレードオフの関係になる。

 

また、仕事に多くの時間を費やすか、プライベートに多くの時間を費やすか、といった問題もトレードオフである。仕事の時間を増やせば増やすほど、プライベートの時間は必ず減る。これは人に与えられた時間的な制約があるからである。どちらも沢山やりたい、という選択は不可能だ。

 

だから、基本的に私たちは優先順位の低い事柄を切り捨てながら生きていかなければならない。これは大人になって、自分のことを自分でやらなければならないようになってくると顕著である。実は子供の頃だって色んなことを切り捨てながら新しいことを学んでいたわけであるが、微視的だったがゆえに気づいていなかっただけなのだ。

 

とは言え、何もかもを最小限の物事にフォーカスする必要もない。複数のことに取り組んだ方が良いこともあるのである。しかしそれには条件が一つだけあって、量を増やすおではなく、質を上げる観点を持つことである。

 

前述したように、仕事を沢山したい、とプライベートを沢山過ごしたい、は残念ながらトレードオフの関係になってしまう。しかしこれを少し変えて、仕事をより楽しむか、プライベートをより楽しむか、に変えると、トレードオフではなくシナジーの関係に変えることができる。

 

例えば、絵を書くが趣味で、営業の仕事をしている人がいるとする。普段から絵を書いているお陰でプレゼンの資料作りの品質が良くなり、普段から様々な資料を閲覧したり、作成したりすることにより、絵心が育まれ結果的に良い絵が書けるようになる、みたいな。

 

私も読書するからブログが書けるし、仕事するからブログが書ける。で、多分ブログ各から仕事する時に色んな思考を巡らせることができている。そう思う。で、質が上がれば面白いので、もっと沢山ブログに時間を費やしたいとか、もっと沢山仕事したいとかはそこまで思わない。これがいわゆるシナジーなんじゃないかなと思ってる。

 

複数のことをやりたいと思ったときはそれがトレードオフにしかならないのか、シナジー効果を発揮する可能性があるのか、ちゃんと判断してから見切りをつけよう。