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∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

苦悩の日々

長時間労働の日々が続く。ドメスティックな分野かつ専門性の低い仕事をひたすらこなした結果一体何に繋がるというのだろうか。そんな疑惑が最近はいつも頭の中にある。今はひたすら目の前のことに全力で打ち込むべき。そんな風に考えていた去年ははるか昔になりつつあり、今の自分も同じスタンスで仕事に打ち込むことが果たして正解なのだろうか。

 

もちろん、他の多くの会社ではできない立場で仕事をさせてもらっているのは事実なのだろう。人から言われたことをただただ実践するのではなく、自分でどうするか考えて他の人にやってもらう。やってもらった結果をチェックして品質を担保する。問題があれば改善を促す。しかし、私たちはどこまでいってもシステム開発の当事者にはなれないのである。少なくとも私はそう思っている。

 

我々にとって設計は単なる決め事に過ぎないし、開発は単なる業者選びと管理に過ぎない。それはそれで重要なのかもしれないが、いわゆる私がやりたいこととは少し違っている。かと言って、今自分がプログラム設計やコーディングをしている協働者の立場になるのが嬉しいかというとそれも違う気がする。それはそれで、人が決めた制約の中でしか作ることができないし、重要な部分を自分たちで決めることはできないからだ。結局自分の中でどれが本当に大切な要素なのかが絞りきれていないのだろう。

 

今の仕事が本当に自分にとって良いものなのかはわからないが、プロジェクトが終わるまではとりあえずやってみるつもりである。その後のことは正直わからない。プロジェクトを成功させることがどれほど大きな喜びを自分自身にもたらすのか、成長を実感できるのか、失敗したとしてどれほどショックで悔しいことなのか、はたまた何も感じないのか。そんなことを想像している余裕は正直言ってない。

 

ただ、少なくとも今の仕事の中で自分が本当にやりたいこと、携わりたい分野についても思考を巡らせておかなければ、次の一歩を踏み出すことはできないし、今の自分の仕事に納得感をもって取り組むこともできないのだろう。