∑考=人

そして今日も考える。

会社の評価って何を基準に決めてるのか

ボーナスの直前になると、その四半期の評価が下される。そしてその評価に応じて、ボーナスの額が多少なりとも変わってくるのだ。私は別に会社からの評価とか興味ないけど、一番上と一番下では10万ぐらいの差が出ているので、あんまり軽視もできない。

 

とは言え、どうすれば評価に繋がるのかも正直よく分からない。

 

結果が全てだ、と私は思ってるけど、ほとんどの仕事って”みんな”でやるものですよね。システム開発の現場でも、結果である成果物をたった一人で作るということはありえない。実際に作るのは一人だったとしても別の誰かがチェックしたりと様々な人が関わって一つの結果が出る。

 

複数人で結果を出しちゃうと、個人がいかに凄いか、なんてわかりっこないよね。いや、もちろんこれは日々の細やかな仕事ぶりを見なければわからないって意味で。個々の仕事のレベルが高かったとしても、チームとして結果が出すときにレベルが落ちてしまえば個人の評価なんて埋もれてしまう。逆にチームとして出した結果が良かったとしても、その中で本当は誰が凄かったなんてことはわからない。

 

すると、チームの中で誰が一番貢献したのか?については結局わかりやすいところで評価される。「あ、こいつはよく発言してるな」とか「細かいところに気を回せるな」とか、「なんか業務改善に取り組んでるな」とか。もしかしたら「飲み会によく参加してるな」とか。でもそれって努力であって結果ではない。だからそれで評価が高くなるのはどうなんだろう。個人的にはそう思う。

 

ある意味、営業とかは結果が数値で表せるのでわかりやすい。逆に努力のプロセスとかを評価されにくいので、潰しが効かない厳しい面もあったりするんだろう。ただ、個人として、何件受注、何円分受注とかがわかる。でも営業畑ではない私からするとぶっちゃけ、営業力以外にも、会社のブランドとか商品力もかなり貢献しているはずなので、一概に受注件数が多い人が凄いってわけでもないと思うけど。それでも、開発よりは真っ当に自分の能力に見合った評価が下される気がする。

 

とまぁ、ちょっと会社の評価に対するグチみたいな感じになってしまったけど、私、今回一番上の評価をもらっちゃったんですね。書いてて、すげー嫌味だなと思いつつ…笑。でも、あんまり素直に喜べないんですよ。

 

ここで書いた通り、正直何を評価されてるのかよくわからないので。ポジティブな人なら「見てる人は見てるんだ!」とか思うかもですが、私のこと本当によく見てたらこんなに高い評価がつくはずない、と考えちゃいますね。

 

少しポジティブに考えるとすれば、絶対評価相対評価の違いなのかもしれませんな。例えば、このチームの中では突出してきているから高評価。ただし、他の標準的なレベルのチームの中だったとしたら平凡むしろマイナス。うーん、なんかそんな気がして仕方ない。だとすると、今ここにいる意味ってほとんどなくなってるよなー。と思う今日この頃。