∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

顧問ITエンジニア

先日RPAについて少し紹介しました。

n1dalap.hatenablog.com

 

RPAの一番のメリットは、今まで予算的に切り捨てられてきた領域が自動化できるってことです。反対に、今までは採算が合わないせいでシステム化されてこなかった領域がたくさんあったってこと。

 

その理由は、システム屋さんの戦略都合と現場業務の多様性です。システム屋さんの基本戦略、大規模な開発案件を受注すること。ほとんどのシステム屋さんは「うちは大企業のお客さんがいます」を売り文句にしているのはこのためです。大規模なシステム開発の方が儲かります。(もちろん、難易度も上がるので必ずしも良いわけではありません。)

 

しかし、裏方の仕事はそんなにリッチなシステムを作る必要もなければ費用対効果も低い。また、製品化されているパッケージ製品をそのまま適用するにはあまりに標準的でない会社ならではのやり方だったりします。よって、こういったすごく小さい規模だけれど、オーダーメイドで作らないとダメな業務は今のスキームではシステム化されない、というわけですね。

 

ここに実はビジネスチャンスがあるんじゃないかな、とは考えてまして。

 

例えば、顧問弁護士ならぬ顧問ITエンジニアみたいな労働形態で、小規模なシステム開発のみをターゲットにする。開発に関わる人が少ないと、システム開発にかかる工数やコストは激減します。というのも、システム開発が一般的に高いのは、開発に携わる人が多く、情報連携などのコミュニケーションコスト、進捗などの管理コストがめちゃくちゃかかる上、作業上のバッファが色んなところで積まれているからです。よって、人数が少なければ少ないほど、安く済みます。

 

ぶっちゃけ1k程度のシステム開発であれば、優秀な人なら一人で1ヶ月ぐらいで作れちゃうと思いますね。それで、30人が1時間かかってた作業が1分で終わるともなれば、月5、6万のプラスですよね。SIerの単価である月80万〜100万ぐらい払うとしても、1年ぐらいで発注側は元はとれますし。

 

あとは保守とか運用も統合的にサポートする形にすれば、どちらにとっても悪くない話だと思います。ただ、まぁ一人でやる、というのは全く一般的でないのか、こういう事例をあんまり聞くことはないですね。

 

むしろ私はそんな感じで仕事したいけど。