∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

「もったいない」の呪縛

上司に、「開発がやりたいです」とか、「技術的な仕事がしたい」とか、言ってみると、返ってくる言葉は「もったいない」という言葉だ。

 

今私がやっている仕事は新規ビジネスで利益を創出に直結する上流の仕事なので、開発に変わるのはもったいない、今の仕事をやっていくべきだ、ということである。上流の仕事ほど価値があり、優秀な人こそ上流をやるべき、という会社、世の中の風潮があるのだ。

 

要するに、学校教育の中では「偏差値こそ全て」という画一的な基準だったのが、経済社会に出てみると、「利益こそ全て」というこれまた画一的な別の基準に差し変わっただけ、なのだ。

 

会社が窮屈に感じられるのは、誰しもがリーダー役になることを求められ、出世することを求められ、利益を最大化することを求められることだ。学校教育において「偏差値より大切な何か」がなかったように、社会において「利益よりも大切な何か」もないみたい。

 

もったいない、という呪縛にいつまで苦しめられるのか。と思いつつも、本当に嫌になるまではやってみる、という生き方の私。