老いって辛いよね。若いうちは老いていくことなんてネタでしかなかったのだけど、もうこのぐらいの年齢になってくるとリアルに老いを感じることが多い。昔は当たり前に出来たことができなくなったり。それでもネタとして笑い飛ばすぐらいしかできないのだが。
特に老いを感じるのは、やっぱり流行とかに無頓着になっていくことだろうか。洋服もそうだし音楽もそうだ。私たちが若かった頃に流行ったような服装、若かった頃の音楽が結局いいよな、と感じるようになる。
ツイッターなんかもたぶんそうなんだろうと思う。ツイッターといえば当初は若者やビジネスマンのツールだったと思うのだけれど、今になっても営利活動以外でつぶやいている人たちってもう完全に老いている証拠なんだよね。時代の流れに取り残され、新しい波に乗れていない。
純粋に新しいものへの関心を失っていくし、新しいものを試してみても、人生経験がそれなりに蓄積されているせいか、結局今まで慣れ親しんでいたものの方がいいよな、って思うようになっていく。これはもうなんていうか、宿命みたいなもんなんだろうね。
これはもちろん自分の中で朧気ながらにも価値の判断基準ができあがっている証拠でもある。つまりは大人になってしまったということだ。別に流行を気にして新しいものをどんどん取り入れていく必要はないと思うが、たまには新しいものを取り入れてみると、時代の中の価値観とか分かるかもね。