∑考=人

そして今日も考える。

女性の勝ちパターン

大企業に入って数年後に結婚。結婚後は産休取得後に社会復帰。でも時短勤務で子育てもあるから現場最前線ではなく、事務職として復帰する。なんていうか、これが女性キャリアの勝ちパターン、というか王道なのだろうなぁということが最近わかってきた。

 

最近は女性の社会進出が目覚ましいように語られているけれど、バリバリ仕事したいと考える女性の数がめちゃくちゃ増えているわけではないのが実態だったりする。(もちろん、結婚をしても働きたいと考える人の数自体は増えているのだろうけれど、それは冒頭にあげたようにゆるーく働き続けたい、要するに専業主婦は嫌、というぐらいなものなのだ。)

 

恐れずに物申すと、現場最前線でバリバリ働く方が当然ながら事務職よりも価値のある仕事だ。しかし、何の仕事をしていようが、同じ会社で働いているだけで、給料というのは均一になる。まぁそこまでなら別に構わない。しかし、例えば、役職がついた上で事務職にチェンジすると、給料は役職に対して払われることになるので、そちらの方が高い。現場で苦労しながらバリバリ働いている主任よりも、事務職というバックエンドで働いている課長補佐とか課長代理の方が多額の給料・ボーナスを貰えるのである。

 

つまり、それが女性のキャリアの本当の勝ちパターンなのである。それでいいんだろうか、と私はいつも思う。