∑考=人

そして今日も考える。

なぜ今、禁煙を目指すのか

あけおめ、今年もよろしく、です。

 

新年が始まると、今年の抱負は?みたいなことをふざけたノリでも真面目なノリでも聞いたり聞かれたりすると思うけど、私の今年の抱負は”ライフステージを1つ前へ進めること”かな、と思っています。

 

目標というかやりたいことの候補はいくつかあって、基本的にはこれまでやったことのないことをやってみるシリーズとして、”俳句”とか”株”とかはやってみたいかなーと。あとはアート的な何かをしたいとか漠然とは考えています。

 

けれど、何のアートがいいだろうか、なんて考えているうちに、あるいはあれもやってみたい、これもやってみたいと迷っているうちに多分一年ぐらい過ぎていくんですよね。働きながらだと、何かにエネルギーを集中させないとどれも実現できないままに終わってしまう、ということはここ数年で痛感してまして。

 

で、まぁ小手先のこんな新しいことやってみたいとか、こんな資格が取りたい、とか、仕事でこんな成長がしたい、とか、っていうリズムにすでにマンネリを感じ始めているというか、メタレベルでは同じところをぐるぐる回っている感じがしていて、だから、たぶん”ライフステージを変える”ことが今の私に必要なのだと薄々感じています。

 

あと1つ、これは明確な決意の元にスタートしたわけではないけれど、年が明けてから禁煙を始めてます。気づけばもう5年ぶりぐらいの挑戦になりますかね。正直いつまでもつかわかりませんが、挑戦するだけならタダなので。

 

正直に言うと、禁煙をしたい、という感情はそんなになくて。別に健康に悪いと言われてもそれほど今の自分にはピンと来ないし、一箱500円ぐらいに値上がりしたにしても月15000円ぐらいであれば問題なく払える。何よりあの一服している最中の時間の流れをありのままに感じるのが好き、なんですな。

 

それなのに、なぜ?と問われればそれは多分、今の自分、自分の生活をどうにか別の角度から変えるキッカケにできればなぁ。そんな淡い期待が少しあるんですね。

 

特に私が勿体無さを感じていたのは、”時間”なんですね。タバコを1本5分で吸うとしたら、1日一箱吸う場合、100分もの時間を1日に費やしているということなんですね。100分というとかなり長い時間です。かつその分だけ寿命が縮むわけですから、どれだけの時間を無駄にしているかわかりません。冷静に考えてみるとぞっとします。

 

1日100分が浮けばその時間を埋めるように何かをやらざるを得ないのが人間というもの。そこに変化のきっかけを仕込むために私は禁煙をするのです。