∑考=人

そして今日も考える。

右往左往

来週から、私が入社して一番最初に配属されたシステムの開発プロジェクトに戻ることになった。簡単に言うと、問題プロジェクト化してしまったため、有識者として私に助けて欲しいというオファーがあったのだ。これがまた急で、通達を受けてから一週間で異動という。まぁ前回支援に言ったときは二日しかなかったけど。

 

「問題プロジェクトに呼ばれる、というのは誇らしいこと」だと毎回多くの人に言われるし、確かにそれはその通りだとは思うけど、「別におれはお前らの道具じゃないよ?」と思うし、会社側の都合ですぐ自分の置かれている状況を変えなければならない私の身にもなってほしいものだ。

 

もし、会社と個人が労働契約で結ばれただけの対等な関係なのであれば、私も今の会社を辞めるときは「明日から辞めることにしました」と言う言い分が通用しないとおかしい。絶対いつか言ってやろう。

 

そんなこんなでまたプロジェクトが変わってしまう。かつまたインフラからアプリへの逆転換でいよいよ自分のキャリアがわけわからなくなってきた。会社に対してかなり恩を売った状態にはなったけれど、その恩は果たしてどういう形で返してもらえるのだろうか、と思う。

 

ただ、正直なところ、今やっている仕事をやり続けたかったわけでもなかった。グループリーダーという立ち位置はそれなりに自由だったが、結局基盤は下流なので、色んな人の都合に左右される。そして、調整毎がめちゃくちゃ多かった。私がやる必要性を全く感じなかったし、技術力の必要性も感じなかった。

 

次の仕事も正直そういうタイプの仕事なので、モチベーションがあるわけではないけれど、まぁ数年ぶりに同じようなシステムのプロジェクトでどこまで自分が通用するようになっているのかを試すいい機会だと思ってみるか。