∑考=人

そして今日も考える。

自分のやりたいことを見つける方法

えーと、今日はですね、音声入力っていう形でブログを書いていきたいと思います。いつもよりも話してる感じが出た文章になるんじゃないかなということを期待していますと。



で、今日はですねまあちょっと先ほど読み終わった本で「やりたいこと探し」の本の紹介ですね、「自分が本当にやりたいことの見つけ方」っていうようなまぁちょっとタイトルは正確には違いますけど、そういった本を読みまして。



何でも早稲田大学卒の人でブログの中で自己理解に関する方法論とかを記載して1000万人ぐらい購読してるっていう、ちょっと噂のブログが書籍化されましたという。



私自身もですねー今の仕事やってる中でやっぱり「これが本当にやりたいことなのか?」みたいな悩みはずっとありまして、この本を手に取りましたというところですね。



やりたいこと探しの方ってこれまでも色々読んだことあるんですけど、まぁ大体同じようなこと書いてたりするんですね。この本についても端的に結論を言ってしまうと、まず一つ目が、



「自分が大事にしているもの」=「価値観」ですね、あるいは「何のために生きるのか」「何のために働くのか」 「WHY」っていうもの。



二つ目が、「得意なこと」ですね、「どんなやり方を好むのか」「HOW」っていうような言い方をしてるんですけど。



最後が、「自分が好きなこと」ですね。情熱を注げる分野でもありますし、今何が好きなのかって「WHAT」のこと。



で、この三つが交わるところにあなたの本当にやりたいことがあるんだよっていう。ちょっとここだけ聞くと、なんかよくある話にも聞こえるんですけれども。



ちょっと面白いなと思ったのは、「得意なこと」っていう切り口が例えば、英語ができます、とか、プログラミングができます、とか、歌を歌うのが上手いです、っていうそういうスキルの話ではないんだよ、ということは言っていて。



スキルは学習すれば身につけられるものだけど、ここで言っている得意なことは生まれ持った才能みたいなもののことだと。なので、もっと人間的な部分と言いますか、内面的、性格的な部分ですね。どちらかというとその長所にもなるし短所にもなる例えばその自分の意見を主張するタイプだみたいなことです。



それって一見長所でもありますけど、逆に言うと、「人の話を聞けない」っていう短所にもなったりする、みたいなところですね。ま、そういったものをちゃんと把握してそれを生かすような形の仕事選びをすることが大事ということですね、はい。



そういうところが新しかったりですとか、または、もう少し具体的に価値観を見つけるためにどういう質問するのが良いのか?とかが結構書かれていて面白いなと。特に、「例えばこういうのがありますよ」っていうのが事例集して結構まとめられていて、その辺は割と使えるんじゃないかなと個人的に思いました。



なんで、私もちょっと最初はさらさらーって読んでたんですけど、まぁちょっとちゃんと読み直すか、という感じで、改めて本当に自分の大事な価値観ってなんだろうなあ、とか自分が得意にしてること、どういうことが得意なんだろうな、っていうところを考えた次第です。



ちょっと見つかったところで言いますと、価値観として大事なのは自分を表現できる事っていうのと、あとはその何かに没頭できること、没頭した上で自分自身の成長を感じられる、っていうところですね。



あとは、これちょっと条件として正しいか分からないですけど、二面性があるってところですね。例えば、キャッチコピー的に言うと、「親近感のある天才」みたいな存在になれるといいかなというのは昔からありますね。



得意なことは、構造化するとか、可視化するとかは得意かなと。数学が得意ってたぶん今となってはそうゆうことだし、人に共感を示せるとか、超現実思考なところは特徴かなと。



情熱とか、好きなことは結局ITという話にはなるので、ここは間違ってなかったんかなぁと。新しい技術とか好きだし、プログラミングとか具体の話も好きではあるかなと。



ただ、もう一つちゃんと考えないといけないポイントがあって。さっきは、「大事な価値観」っていう話はまとめてしてしまったんですけども、この価値観の中には2種類あるんですね。



”内側”の価値観と”外側”の価値観に分かれるんですけども。何の違いかと言うと、自分自身が成長していくことが大事だ、とか自分自身が何かに没頭できることが大事だ、みたいな価値観で、自分がどうありたいか、みたいなことが内側の価値観。



普通に考えていくと、外側の価値観ではなく内側の価値観という方がまあ多分描きやすいのかなと思うんですね。内側の価値観も大事jで、これはこれでは人生の目的にはなるんですけども。



でも、仕事をする上での目的にはなり得ないんですね。どういうことかっていうと、仕事をする上での目的っていうのはあのやっぱ外側に向いてる必要がありますので。



外側に向いてる目標って、例えば内側の価値観の延長にあるのかもしれないですけど、もっと色んな人が自分の目標に向かって成長していけるような社会にしたい、とか、成長したいって思ってる人をサポートしてあげたい、とか、そういった他人や社会に対してどうしたいかが、外向きの価値観だし、それが仕事の目的でや。



やっぱりその仕事の目的っていうものを捉えたやりたいことじゃないと、それは単なる趣味で終わってしまうね、と。結構、「そのままやりたいことをやり続けていれば仕事になる」みたいな極端な言い方を教える本とかもあったりするんですけども、やっぱただただやりたいことをやってるだけだと自分本位のやりたいことを突き詰めていくだけで。



例えばゲームに没頭する人。ゲームが好きで没頭するのが好きだから、プロゲーマーになるとして、それが誰かの役に立つ形になってないとやっぱり職業としては成り立たない、仕事として成り立たないってこと。



価値を届けて、その結果として、報酬を受け取る必要があるということですね。この本ではありがとうの言葉っていう書き方をされてましたけど、報酬をもらえて、僕たちはやっぱ生活ができるんで、外向きの仕事を増やす、外向けの価値提供ですね、それを捉えた仕事、かつ、やりたいことを見つける必要があります、というところですね、はい。



僕はこういった分析の結果、やっぱりITを選んだっていうことは間違ってないかなと思った反面、仕事の目的っていうのは実は全然これまで考えきれてなかったなーっていうところは思いました。



結局その何のために仕事をしていたのだろうって。外向けの価値観ですよね。考えたことあります?少し考えてみて欲しいっすわ。



やっぱ僕らの会社って、 BtoBの会社なんですけど、お客さんの企業がどれだけ儲かるか?っていうのを目標として設定しがちなんですよね。お客さん企業がどれだけ利益が上がるのか、売上が上がるのか、というのは一つの仕事の目的ではあるんですけど。それはあくまで”組織としての”仕事の目的なので。



よって、個人としてどうか?が重要なわけで。私個人としては、お金を儲けるということに興味もそんなにないので、まずお客さんの事業が拡大することに対してそんなに喜びを感じれないタイプっていうところに大きなギャップがあるところは認識しましたね。



一方で、「お客さんがなりたい姿に向かっていくことをサポートする」とか「成長のための負担を減らしてあげる」みたいな観点で考えれば少しは自分のやりたいことにフィットしているのかもと思ったんですけども。



結局、お客さんの会社の考え、とお客さん、要するに担当者、ギャップというものをすごく感じてしまうんですね。例えば、事業拡大を望んでいるのは私が対峙しているお客さん担当者、というよりは、お客様企業の組織としての意向であると。



なので、お客さん企業としてやりたいことをサポートすることは、実は本質的には私が対峙している一人の人間としてのお客様の負担を減らす、であったり、お客様自身が向かっていきたい所に対してのサポートはできていないんじゃないか?、という感覚が非常にありまして。



実際、これまでの仕事の経験でも、お客様企業にとって良い貢献をしたはずなのに、担当者からはありがとうという言葉を引き出せないシーンもありましたし。それが何より、お客様企業が望んでいることと、お客様担当者みんなが望んでいることが同じわけではない、ということで。



特に、私たちの会社が相手にしてる取引先は結構規模が大きい会社さんも多いので、会社のビジョンとか目標がそのまま個人の目標にはなりえないんじゃないかな、そういうケースの方が多いのかな、というところですね。



今そういったところから、私自身としてはやはりその、BtoCではないですけれども、いかに本当に個人の目標に対して、個人としてやりたいことに対してサポートができるか、貢献ができるような形が良いなとは思います。



このブログというのもですね、今個人に対して届けているメッセージにはなるので。読みたい人に対して、有益な情報を届けられればいいな、と思っているところはありますし、もしこの記事を読んでくれる人が何かしらのヒントをつかんでもらえれば嬉しいという風に思っています。



なので仕事としてもそういった領域に進むべきなのかなという風には改めて考えるきっかけとなりました。



色々と気づきをあたえてくれる本なのでおすすめです。