あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
この挨拶もさすがに飽きたなぁ・・・。というか、人生そのものに飽きつつある今日この頃。コロナだとできることが少なくて余計に飽きが進行している気もしますが、たぶんコロナであろうとなかろうと、この飽きていく感覚は年齢とともに深刻化していくのだろうなと思います。
断っておくと、人生は楽しいし、快適で丁度いいし、私は毎日幸せです。ただ、幸せに飽きたといってもいいのかもしれないですね。ずっと幸せだと幸せでなくなるジレンマって人間あるじゃないすか。そんな感じです。嫁には「考えすぎじゃね?www」みたいに言われますが、私以外にも同じような感覚の人はいっぱいいるんじゃないかと思ってるんですけどね。
ちなみに、人生に飽きる原因がなぜかというと、新しい発見がないから、です。これまで何度となく人生に飽きたと思ったことがあるので、そんなことは知っています。だから私は、常に新しいことを探して、新しいことを学んで、新しいことを試しています。
でも、そういったことを続けていくとそのループ自体に飽きる瞬間があります。例えば、日本には四季があるから一年間飽きなくて良い、と思う人がいます。これは1ヶ月単位で見ればその通りです。しかし、年間単位で見れば毎年ほとんど同じです。つまり引きで見ると飽きてしまう瞬間があるのです。
新しいことを取り入れ続けても、結局これも同じループなのでは?という疑問符がつくと飽きてしまうことがあります。なので、あんまり引きで考えない方がいいです。マクロに考えすぎるとい死んだら何も残らないし生きても無駄、みたいな極端な思考に繋がりがちです。私はいつもこんな思考と戦っています。笑
だから、ここ数年は基本的には小さいやりたいことでもなるべく積み上げて取り組むようにしています。そういう楽しみというかマイルストンみたいなものがないと、生きるモチベーションが無くなってしまうので。
ただ、やりたいことを見つける、のは実は結構大変です。特にやりたいとかを考えたことのない人には結構難しいです。一つの理由は、小さなやりたいを押し殺すのが当たり前になっており、やりたいことを自覚しずらいためです。この類の人は、「死ぬまでにやりたい100のリスト」を作ろうとしても到底100個も出せないでしょう。
もう一つは、そもそも日常の中で興味関心のきっかけを見つける習慣がないからです。後者についてはあまり一般的には語られていないように思います。例えば、過去の人生を振り返って、その時の行動がキッカケで新しいことを始めたことがどれだけあるか?を考えてみると、自分が普段どれだけ世の中から新しい興味関心を拾える人間なのかがわかるでしょう。
やりたいことを見つけるために必要なのはやりたいことの枠組みを持つことです。例えば、「やりたいこと」を一段具体化すると、いくつかの分類に分けることができます。
- 欲しい物
- 食べに行きたい店(料理)
- 行きたい場所(国・土地)
- 体験したいこと(やってみたいこと)
- 習いたいこと
- 達成したいこと
- 解決したい悩み
- 作りたいもの
- 読みたい本・漫画
- 見たい映画・動画
- 会いたい人
これはほんの一例に過ぎませんが、やりたいことといっても実に様々なことがあるのがわかりますね。また、単純にやりたいことを考えて100件リストアップするよりも簡単に列挙することができそうな気がしません?
もちろん、さらに具体化してから考えても問題ないです。例えば、行きたい場所というのはさらに国内か海外かに分けることができますし、読みたい本というのも、小説なのかビジネス書なのか漫画なのか、といくらでも細かくできます。ただし、先に述べた通り、細かすぎると、差異を少なくなり新しさを感じにくくなるためその点は注意が必要です。
そして、本当に大事なのは自分のやりたいことを構造化した枠組みを常に意識して生活をすることです。
カラーバス効果というのがあります。今日は赤色に注目しよう!と思って街に繰り出すといつも以上にポストや家の屋根など赤色のものが視界に入るという現象です。これと同じ話で、やりたいことについても探すための枠組みをあらかじめ押さえておけば普段の生活の中でストックしていくことができます。
例えば、おいしいお店を沢山知っている人は、常においしいお店を見つけたい!と思って生きているので、誰かに連れて行ってもらったお店やテレビで取り上げられていた有名店を自然とストックしている結果なのです。
なので、やりたいことがないと思っている人はまず、やりたいことの枠組みを考えることから始めると良いです。
そして、構造化を考える時に最適なツールがこちら↓(宣伝)
今年も一年よろしくおねがいします。