∑考=人 〜プロメテウス〜

そして今日も考える。

シンクライアントスマホ

私の会社のPCは基本的にシンクライアント型である。シンクライアントPCとは、本体には必要最低限の機能しか持たせない思想で作られたPCの事で、例えばハードディスクなどの記憶媒体がついていないし、メモリもほとんど積んでいない。

 

じゃあどうやって使うかというと、リモートデスクトップで遠隔地にあるコンピュータのリソースを使う。だからシンクライアントPCではリモート接続ぐらいしか使わない。かつて、メインフレームがクライアントサーバモデルへと変わったように、個人が使う端末自体は最小構成にし、実際の環境自体は別のデータセンタ内で集約して管理する仕組みである。

 

で、こういうことはたぶん今ではいろんな会社で使われている仕組みだと思うけれど、これが個人用のPCに導入されるのも時間の問題だと思う。ノートPCをわざわざ持ち運んで仕事をすると、情報漏洩のリスクもあるけれど、これがシンクライアント型であれば、ハードを持たないからそんな心配がない。

 

仮に操作している端末が壊れたとしても、PC環境自体は別のクラウド上で管理されているわけで、あくまでそこにアクセスすることができる端末をまた用意すれば、何の変化もなく使い続けることができる。もちろん、どこでもネットワークがつながっている必要はあるけれど、もう今ネットーワークが存在しない場所なんて日本にはそんなにないだろう。

 

で、PCについてはすでにそういう流れにおそらくなっているんだけれど、今後はスマホとかタブレットにも同じような流れは必ずくる。

 

そもそも、スマホとPCのOSが違うことによる無駄が今は非常に多い気がする。PC用のアプリをスマホ用に作り変えるとか、タブレット表示に対応させる、とかそれはそれで、一つのビジネスチャンスなのだろうけれど、もう仮想環境一つで複数の端末からアクセスできるようなアーキテクチャができれば、そういった個別仕様に変更する必要はなくなるからだ。

 

もちろん、そうなった時には、PC、スマホタブレットは単なる大きさの違い、微妙なGUI操作の違いぐらいしか残らなくなるだろう。