∑考=人

そして今日も考える。

外出することの意味を考えてみる

あいかわらず、在宅勤務継続中です。どうも生活にメリハリが無くなって、それがしんどいという人が結構目立ってきている印象です。私の妻もそうだし、会社の同僚や上司もそんなことを言っています。

 

確かに、平日なのに休みのようでもあるし、休日でも家にいるので、プライベートと仕事の境目はかなり曖昧になっている気はします。まぁ私個人としてはそういう方が向いているなぁという感じはありますけど。

 

しかし、まぁ前回の記事でも書きましたけど、「家にいなければならない」という前提で皆が考えだしたせいか、仕事以外も色んなことが家でもできるようになりましたね。例えば、Zoom飲み会なんてものが今は流行っているらしいですが、実際私もこの2ヶ月で3件実際にオンラインで飲み会をやりました。

 

で、何か問題があるかというと、別に問題じゃないんですね。普通に話できるし、楽しいし、まぁ美味しい飯は食べられないけれど、友人と話すという観点においてはなんの問題もない。ちょっと聞き返さないとダメとか、同居人に迷惑がかからないようにしないと、とかはあるけれど、本質的には同じように楽しめるんです。

 

買い物とかもおそらく以前よりも通販とかオンラインショッピングみたいなものが多くの人に使われだしていると思うんです。私も最近はUbereatsとかかなり使うようになったので。

 

で、こういったものに嫌悪感を示していた人も、実際にやってみると以外といいじゃん、という感触を得た人もいると思うんです。となった時に、はて外出する意味って何だろう?と少し思ったりするわけです。

 

例えば、今私は完全にフルリモートワークですけど、別に仕事できてるんですよ。まぁもちろん効率は少し落ちている可能性もありますけど、クオリティオブライフは確実に高いわけです。なら、外出して会社に行く必要ってあるのかね?と今は思っていたりします。たとえ、コロナが収束しても、「もう会社行く必要ないんじゃ?」という感じです。まぁ週に何回かはいくんでしょうけど。

 

他にも、友人と飲むというのもそうですね。今までであれば、長期休暇に地元に帰って旧友と集まって飲む、というのが当たり前でしたが、オンライン飲み会などが流行る世界観では、そもそも「会いにいく」必要がないわけです。

 

もちろん、直接会えるに越したことはないけど、毎回直接である必要もないかな、と。こうちょうどいい中間ができるというか。外出というのは実は多くの場合は手段の一つだったことに気づくわけです。

 

で、外出しなくても良いと、実に色んなものが要らなくなって。身嗜みを整える必要もないし、外出するようの洋服も要らない。靴、アクセサリー全般も要らない。それはそれで結構味気なかったりするんですが。

 

一方で、公園に行くとか散歩に行くとか、普段ならやらないようなこと、つまりは外出自体を目的とした行動が活発になっている点もちょっとおもろいですね。

 

私の予想では5月6日以降も今の状況は続くので、外出できないうちに外出の意味を皆が考えてみるといいと思います。