∑考=人

そして今日も考える。

だるいけど頑張るか、みたいなノリ

もし仮に「人」で就職先を選ぶなら、私はそんなノリの人たちを選ぶんじゃないかなーと思ってます。私がそうだし。基本的に何にも頑張りたくはないんです。僕のベースにあるのはやっぱり超意識低い系なんですよね。

 

ただ、私の場合、初動まで全然やる気ないですけど、やり始めると止まらなくなる気質はあるので、結果的に「他の人よりも頑張ってるんちゃうか?」みたいな状況になることがあるってだけで。こういうムラっけがあるので、人と一緒に何かをするっていうのがしんどいんですね。マイペースにできない感じ。

 

もちろん、仮にもプロとして仕事をしているので、個人としては最低限のパフォーマンスは常に出すつもりではあるんですが。常に意識高い人とか、常に正論言ってる人たちを見ると、どうも人間らしさを感じられないというか。業務的な繋がりしか築けないし、ついていけないなぁ、という感じになります。

 

それらをまとめると、「この仕事だるくないですか?」みたいなことを普通に言えるような人と仕事がしたいってわけです。だけど頑張りますか、みたいな感じでやったら意外と必死になっていいものができる、みたいな。考えてみれば、部活やってた時もそうだったし、バイトで仲の良かったメンバがそんな感じだったなぁ、と。

 

あと、「だるい」と感じるポイントが似ていると、なおよし、なんですけどね。結構、今の会社だと「だるい」のポイントが違う人が多くて。例えば、個人的に送別会とか飲み会とか基本的にだるいんですよね。企画はもちろん、みんなだるいだろうけど、私は参加自体がだるい。四半期に一回ぐらい、数人で飲むぐらいが本当はベストだと思ってる。

 

一方でずっとやる気ない奴とか終始意識低い奴を見ているとそれはそれで腹が立つ、という。そんな奴から「この仕事だるくないですか?」とか言われたらたぶんブチ切れますね。もうシャットアウトして其奴の成果には何も期待しなくなるだろうなーという感じ。

 

私は結構、仕事をする上での人間関係はそんなに重要視してなくて、ビジネスライクで構わないと割り切っていたんですが、それはそれで結構もろいな、と最近は感じております。

 

仕事に何かしらの面白さ、モチベーションを見出せている時はまぁ別にどうでもいいんですが、それらが奪われた時に拠り所が何もなくなる、というリスクがあるんですね。趣味を持っておく、というのもたぶんそういう時のリスクヘッジだし、家庭を持つのもそういうことなんだろうなあ、と。

 

これまではたぶん若かったこともあって、今やっていること、それも一つのことに夢中になっておけば良かったんですよ。それが一番面白いし、シンプルで良かった。でも、なんというかそれはそれで、やっぱりもろいな、と。

 

だるいけど頑張るか、みたいなノリの人と仕事したい。