∑考=人

そして今日も考える。

2016-01-01から1年間の記事一覧

9割の失敗はインタフェースエラーが発端。ならどうする?

私の担当していたプロジェクトが中断になり、支援として別チームの小さな開発案件の試験を担当することになっていた私ですが、先週ようやくソフトウェアを納品するところまで行きました。その納品を以って、とりあえず開発フェーズは終わり・・・となるはず…

「飲み会に来ないなんてけしからん!」という前にちょっと

飲み会に行きたがらないゆとり世代 ゆとり世代が会社の飲み会に行きたがらない、というのは有名ですよね。私の担当部署は比較的飲み会自体は少ないのであまり気にしてませんが、週に何度も誘われるとしたら絶対に行きたくありません。月に1回でも悩むくらい…

フェルミ推定的思考ができることが社会人としてのファーストステップ

日本は基本的に新卒一括採用ですよね。特別な資格やスキルが求められる会社や職種もありますけど、多くの場合は俗に言う、ポテンシャル採用です。要するに入ってから頑張って成長して下さい、っていうスタンス。遊び呆けている日本の大学生にとっては非常に…

本当にそれは問題?本当にそれは解決策?

何か新しいことを始めるにあたって必ず出現するのが問題です。問題と言えば、なんとなーく悪い物事をイメージすると思います。そして、問題があるなら対処しなければらない。一般的にはそういった認識があるでしょうね。 でも、私たちは全ての問題に対処でき…

大企業戦士サラリーマン、ときにはただの組織の歯車

一昨日、ウィルス性の胃腸炎にかかった。午後ぐらいからなんとなーく仕事をするのがだるくなって、まぁ今の仕事を進める上での課題もほぼ潰すことができたため、あとは計画通りやりきればいいだけか、と気が抜けたのだろうと思っていたのだが、その後は暖房…

若手社員の言うことなんて鵜呑みにするな

私の会社では、若手の社員にも採用活動に携わらせる文化がある。まぁ少し大きめの会社なら、若手が採用活動を実施していることも珍しくないと思う。実際、私の後輩が就活生の採用活動のお手伝いをしている、というから驚きである。 これはむしろ就活生に対す…

SIerのプログラマーに達成感なんてあるのだろうか

やりがいと達成感。これらは同じような意味合いで使われることも多いが、微妙に違う。やりがいは日々の進捗の中で感じ続けるものだが、達成感はある到達点において瞬間的に感じるものだ。 喩えて言えば、バスケットボールの練習中に上手くなっている感覚を抱…

幸と不幸と、それもまた人生

また、重めの記事になることを許していただきたいと思います。ただまぁこの気持ちを自分の中だけに留めておく、というのもやはり辛いものがあるので。 先週の週末は友人の結婚式の2次会に出席してきました。最近は立て続けに色んな人からそういった誘いを受…

SIは他社に任せるな

経営コンサルタントという職業がある。直訳は経営の相談役。顧客企業や経営者から依頼を受けて、経営上の問題を解決するための支援を行う職業だ。しかし、コンサルタントが書いた本を読んでいると、実行可能な経営戦略を立てて提案するのが彼らの仕事のよう…

「近い将来人類がAIに支配される時代が来る」とかよく聞くけど、もう既に人間はコンピュータの知能にはついていけてないという現実

無論、IBMの開発したディープ・ブルー然り、コンピュータが知能という点で人間に優っていることは既に周知の事実ではあるかと思う。また、今まではコンピュータは論理的なことしかできない、と思われていたが、AI技術の進化によってアーティスティックな分野…

SIerが考えるべきはプログラミング自動化ではなく設計簡略化

ハードウェアとソフトウェアの共通点と相違点 モノ(ハードウェア)を作ることとシステム(ソフトウェア)を作ることは結構似ている印象を受けると思う。私も正直同じような印象を持っていた。システム開発では、要件定義、設計、製造、試験という工程に沿っ…

STEM教育へシフトする前に

STEM教育、という言葉がある。これは科学(Science)、技術(Technologie)、工学(Engineering)、Mathematic(数学)に重きを置いた教育のことだ。そして、今後はこういった教育の必要性が高まっていくことを示す象徴的な言葉でもある。 最近話題となって…

市民はパソコンが必要なくなったのか

私がまだ小学生ぐらいの時って、家族に一台パソコンがあるかないか、ぐらいの時代だったと思うんですよ。それで、しばらくしてノートPCでも高スペックなものが出始めて企業とかでも使われるようになって、私が大学生ぐらいの時はもう当たり前に一人一台は持…

仕事の教え方

仕事の答えに正解はない。だからこそ、仕事をするのは難しいことだし、さらに仕事を教えるというのも難しい。決して自分の答えが正解、というわけではないからである。また、後輩の考える力を養うためには仕事を教えすぎるのも良くない、という考え方もある…

働かない人々をいかに認めていくか

以前の記事で、働かなくても良い世界が次の理想の社会だと話した。「これからの仕事は遊びになる」とか、「娯楽のみで生活をしていける社会が理想」などのコメントを残している著名人はいるし、別の言葉であっても、同じような認識をもっている人は沢山いる…

消滅

平日のこんな時間からブログを書くのは実に2年ぶりぐらいになると思う。今日はまぁもちろん、いつものように会社に行ってきたわけだが、とある事情によって帰ってきた。 今まで私が携わってきたプロジェクトについて、お客さんから中止するよう正式に報告を…

芸能人ってかわいそう

芸能人って可哀想ですよね。ちょっと街に出かけると一般人にインスタにアップされたり。物件を探しにいこうもんなら、従業員にバラされたり。浮気したらバッシングされたり。裏のLINEのやり取りが公開されたり。そのやり取りについてさらにバッシングされた…

次世代の理想の社会とは

理想の社会とは何だろう。 はるか昔に比べて現代は実に良い社会になっていると思う。いつ誰が襲ってくるかわからない状況でもなければ、食べ物が無くて飢え死にするリスクも少ない。タダで娯楽を楽しむことだってできる。 でも、今の社会が理想の、究極の形…

セキュリティ対策の限界

最近、メールの覗き見事件がニュースで取り上げられていましたね。アイドルとかが被害にあったやつ。他にも監視カメラが外部からハッキングされてネット上に公開されていたりと、色々とセキュリティにまつわる事件が起こっています。 こういった事件が起こる…

論理的であればあるほど腑に落ちない

私の会社はシステムやプログラムを扱っていることもあり、論理的な人間が多い。これが問題です、と言えばなぜ問題なのかを問われるし、この方法はよくないと思います、と言えばなぜだめなのかを問われる。 もちろん、論理的に考えること自体は非常に重要であ…

残業時間との死闘

私は今残業時間と闘っています。 残業時間の限度というのは、かの有名なサブロク協定によって定められています。基本的には1週間で15時間、1年間では360時間と定義されているのはみなさんもご存知のはずです。 ちなみに現時点で、昨年4月からの私の残…

貯金にもリスクはある

今日はライフデザイン、人生設計について考える講義を受けてきた。内容としては、今の自分の収入や支出がどのくらいで、今後の人生の中で自分がやりたいことを実現するにはどのくらいのお金が必要で、そのためには今の若いうちから貯蓄をしなさい、という趣…

ハラスメントは生態系みたいなもの

近年モラルハラスメントと呼ばれる言葉が使われるようになってきました。比較的馴染みのある言葉で言えば、セクハラやパワハラを含む概念のようです。端的に言えば、相手を徹底的に虐げ、精神的に支配しようとする行動の総称のことであり、簡単にいえば大人…

自分で考える力を養いたいなら本気で電化製品を買え

昨今、「自分の頭で考える力」が重視されている。 多くの人が知っていることだと思うが、学生時代に優秀な成績を修めた人が必ずしも「自分の頭で考える力」を持っているわけではない。というのも、学校時代に問われる問題というのは9割方、解答が一つに定め…

今年の意気込み的な

あけましておめでとうございます。なんとなく思ったままに今年の意気込み的なものを書いてみる。 今の会社で働いてもうすぐ2年になる。ついでに言えば、さらに2年で30歳になる。大人になることがどういうことなのか未だに私はわからないまま、周りの友人…